群馬県草津町(黒岩信忠町長)と草津温泉旅館協同組合(黒岩裕喜男理事長、105会員)は3月14日、「災害時における宿泊施設等の提供に関する協定」を結んだ。災害が起きた時に速やかに対応できるよう、町と民間が力を合わせる。
災害救助法が適用される自然災害が発生した場合に、高齢者や障害者など避難所での生活に特別な配慮が必要な人を旅館・ホテルで受け入れる。
受け入れができる宿泊施設の情報は旅組が調査し、町に報告。宿泊施設は宿泊のほか、食事や入浴施設などを提供。受け入れ期間は仮設住宅が整備され、宿泊施設を避難場所として利用する必要がなくなるまでで、費用は町が負担する。
協定書をかざす黒岩信忠町長(右)と黒岩裕喜男理事長